利用者さんはもちろん、職員にとっても笑顔で生き生きと働ける職場の実現を目指す
PROFILE
摂津市立ひびきはばたき園
施設長代理
藤原 友行
2008年に摂津宥和会へ入職。
通信制大学で福祉を学び、社会に出てからは一貫して福祉関係の仕事を経験。福祉用具レンタル会社勤務を経て、2008年に摂津宥和会へ入職。現在は摂津市立ひびきはばたき園の施設長代理として園の運営に携わっている。
笑顔で明るい園の雰囲気が、入職の決め手に
私は長年、福祉関係の仕事に携わってきました。前職では福祉用具のレンタル会社に勤めていましたが、できれば施設勤務などもっと直接的に高齢者や障害のある方々と関わり、利用者さんをサポートしながら一緒に活動できるような仕事をしたいと考えていました。
そんな時、知人の紹介で摂津宥和会を知り、応募することにしたのです。
入職の決め手は、応募書類を取りに行った時に感じた現場の印象です。
職員の方はもちろん、利用者さんも皆さん笑顔で雰囲気がよく、明るく生き生きと過ごしている様子が印象的でした。
「この園で自分も一緒に働きたい」と思い、入職を決めました。
現場の声を聞くことを大切に、園の運営に取り組む
私が勤務する摂津市立ひびきはばたき園は多機能型事業所で、利用者さんの日中の生活や活動を支援する「生活介護」、利用者さんの一般就労に向けた訓練を行う「就労移行支援」、利用者さんが園の内外で軽作業をして働く「就労継続支援B型」、利用者さんが社会に出るための訓練を行う「自立訓練」の4種類の障害福祉サービスを提供しています。
私は2008年に生活支援員として当園に入職し、主任を経て2023年から施設長代理を務めています。
施設長代理の主な仕事は、園の管理者である施設長のサポートです。
施設長が不在の際の代理業務や、園全体の運営のサポート、見学・入園希望者の対応、修繕業者など外部の人とのやりとりなど業務はいろいろありますが、私が特に大切にしているのは現場の声を聞くこと。
施設長はさまざまな業務があるので、現場のみを見ているわけにはいきません。
一方で、現場からは日々いろんな報告や意見が上がってきます。
そこで私は、職員や利用者さんからの声をできる限り細かく聞き上げて、精査した上で必要なことは施設長に報告し、園のよりよい運営に生かしていけるように努めています。
施設間の交流や情報交換も盛んで、幅広い知見を仕事に生かせる
摂津宥和会では、当園のほか、摂津市障害者総合支援センター、摂津市立身体障害者・老人福祉センター、摂津市障害者職業能力開発センターなど7つの施設を運営しています。
各施設の施設長が2週間に1回集まる連絡会で近況や課題を報告し合い、情報共有ができる体制を整えているほか、職員同士の交流も盛んです。
施設長代理や生活支援員など同じ職種の人たちが電話やメール、対面で情報交換をしたり、虐待防止委員会などテーマ別の委員会で会議や研修を行ったりしています。
グループ内の他施設との交流や情報交換を通じて幅広い知識や情報を得ることができ、その知見を自分の日々の業務にも生かすことができます。
また、日常のミーティングなどとは別に、私は年に2回、職員との個別面談を実施しています。
1対1の面談なので、日頃なかなか話しにくい仕事上の悩みや、業務改善について考えていることなどを気兼ねなく話せます。
私は職員が笑顔で楽しく働ける職場であることが、利用者さんが笑顔で安心して利用できる園の運営に欠かせないと考えています。
対話を大切にし、意見を自由に言える風通しのよい雰囲気作りを心がけているので、悩みや気になることがあれば、気軽に相談していただきたいと思います。
ひびきはばたき園は「人生が豊かになる職場」
今後の仕事の上での目標は、当園を、利用者さんと職員の双方にとって素晴らしい場にしていくことです。
福祉のプロフェッショナルとしての自覚を持って、利用者さんが安心して楽しく快適に過ごせるだけでなく、職員にとっても満足できるような施設運営をしていきたいです。
そのためには、ささいな気遣いの積み重ねと、細かな部分にもこだわり抜いて改善していくことが大切だと考えています。
仕事は人生の中で大きなウエイトを占めています。同じ働くなら自分自身を高めていけるような仕事、人生の質が高くなるような仕事に就いた方が、人生の充実度や満足度も上がると思います。
15年以上、ひびきはばたき園で働き続けてきた私が自信を持って言えるのは、ここは「人生が豊かになる職場」だということ。
私が福祉の仕事を好きな理由は、勝ち負けや競争ではなく、温かい助け合いがベースになっているからです。
困っている人に手を差し伸べて、お互いに思いやり助け合う中で、感謝や喜びといった温かい心の交流が生まれ、気持ちも豊かになる。
そんな働き方をしたい人は、ぜひ摂津宥和会に応募していただきたいと思います。
